Jack the Preface Pretext 前書き的な言い訳
こんにちは、つばめ(twitter : @flying_low__)です。
この数ヶ月の間ずっと書いていた『赤目姫の潮解』についての考察記事、あるいは妄想記事『共通思考は真賀田四季の夢を見るか?』が完成したので、明日公開する予定なのですが、Hatena Blogで記事を公開したこともないので、練習がてらに、注意書き、前書き、あるいは言い訳のようなものを先んじて投稿しておこうと思います*1。
もちろん、こんな注意書きなんて読まないで、さっさと本編を読んでもらって構わないのですが、なにせ今、円安ですからね。
今は夏。彼女はそれを思い出す。(『すべてがFになる』)
意味なし引用。ピース。
1 ネタバレについて
章のタイトルはこうやって付ければいいのね(ふむふむ)、とかやりながら、とりあえず、今回書いた妄想記事に何の作品のネタバレが含まれているのかを書いていこうと思います。とりあえず、森博嗣作品を全部読んでおけば、基本大丈夫かな、とか言いつつ、それ、ハードル高すぎなんだよなぁ、だから、森ミスの布教って、大変なんだわ(しみじみ)。
具体的には、本編最後に参考文献載せてるから、それ見て貰えばいいんだけど、S&Mシリーズ、V、四季、百年、G、W、WWは読んでないと、まあまあ本格的にネタバレしてます。後は、『まどろみ消去』とか、『レタス・フライ』あたりの短編集も引用してるし、『クレィドゥ・ザ・スカイ』にもほんのちょっとだけ触れてるし、『イデアの影』と『イナイ×イナイ』のネタバレもあるしね、うん。
逆にいうと、『スカイ・クロラ 』シリーズと『ヴォイド・シェイパ』シリーズ、水柿くんとかは読んでなくて大丈夫です。後は、上で載せてないシリーズ外(オメガ城とかフーライボーとか)についてもネタバレはありません。
その他、エッセィからたくさんの引用をしていますが、エッセィにネタバレも何もないので、どのエッセィからの引用を含むかは省略します。気になる人は、最後の参考文献を参照してださい。
なくてもいい中見出し
あとは、夢野久作作品についても、めちゃくちゃネタバレを含むので注意してください。
と言っても基本的には『ドグラ・マグラ』の話しかしていません。『ドグラ・マグラ』未読勢でも分かるように書きましたが、ネタバレが嫌な人は、先に読んでおくか、本記事を読まなければいいと思います(当然の帰結)。
まあ、『ドグラ・マグラ』は多少のネタバレでつまらなくなるような作品じゃないってことは、私が保証します(自分が保証したところで何の保証にもならない、と思いながら)。
著作権が切れているので、「ドグラ・マグラ 青空文庫」とかで検索すれば無料で読めるので、おすすめです。
ネタバレってほどでもないですが、『冗談に殺す』と『犬神博士』もちょっとだけ触れているので、嫌な人は、気をつけてください。
まったく余分な小見出し
『Yの悲劇』の話もちょっとだけ入っていますが、これもネタバレってほどではないと思います。が、あらゆる情報を遮断したいなら、読まれませんよう。アーメン。
それにしても、参考文献多すぎ。キシマ先生に怒られちゃう。
2 敬称について
本論中では、基本的に人名の敬称は省略しています。
普段なら、森先生のことは、「森博嗣先生、きゃあ!」と呼んでいるわけですが、このテンションで4万文字いくと、大変なことになりそうだしね。
つまり、客観的な文章に見せようにという、小細工です*2。
これが、敬称消失トリックだ!とかくだらないことは置いておいて、本文中では森先生も「森博嗣」と表記されているのですが、夢野久作についての言及などとの統一感を持たせるための表記上の問題であるとご理解ください(ビクビクしすぎ?)。
3 メタ考察について
『共通思考は真賀田四季の夢を見るか?』は、メタ考察です。メタ考察が嫌いな人は、閲覧なさらない方がいいです。
テレビドラマで、有名な俳優が演じているから怪しいみたいなことですね。
つまり、作品の外の情報を用いて、作品の考察をするということで、作品世界にどっぷり浸り続けていたい!という方の楽しみを妨げてしまう可能性が考えられます。
エッセィの発言など、作品外の情報から、『赤目姫の潮解』について考察していますので、そういうのが苦手な人は、読まないことをお勧めします。
4 不完全さについて
とりあえずまとめ上げはしましたが、正直言って、不完全です。こういう考察記事を書くなら夢野久作作品を全部読まなきゃいけないのに、まだ読み終わってないです。
論理構成も、正直よくわからんくなってるところがあると思います。
ただ、一人で考察を90%から100%にするには、0%から90%にするのにかかったのと同じくらいの時間がかかるだろうという演算結果が出たので、とりあえず公開してしまおうと決めました。
そのため、不備や、不整合、誤字脱字などがたくさん見受けられる可能性が大いにあります。
特に章立てがミーシィじゃないし、セクシィじゃないんだよなぁ、なんか! 本来ならわしの美的センス的には許せんのじゃが……、仕方ない。ここは見逃してやろう、と脳内の誰かにお目溢ししていただいて、臭いものには蓋、人間万事塞翁が馬、七転八倒、猛母参戦!。
反論などがある方、不備を発見された方がいれば、リプでもメール(tsubame.flying.low@gmail.com)でも、DMでも、どんな形であれ、お伝えいただけると嬉しいです。
うーん、それに、結局のところ、『赤目姫の潮解』という最高な作品を、さらに楽しんでいきたいだけなので、自分の考察があってるかどうかはどうでもいいのです。
てか、多分間違ってます。
だけど、とりあえず一つ問題提起をしてみて、こういう視点から『赤目姫の潮解』を、そして森ミスを見てみることもできるんじゃないという、一つの素朴な提案をしようとしているだけなんだと、そう理解してくれれば、私に石を投げようとしている、汝のその手を下ろしてくださるでしょう。アーメン。
また時間ができて、すべてがええふうになったら、森ぱふぇとかにも投稿したいかなとか思ってみたりみなかったり…(どっち?>君が決めるんだ)
皆様のツッコミを待っています。
めちゃ長いですが、あまり期待せずに読んでみてください。
5 最後に
- ネタバレには、十分気をつけてください。
- まだ完成してないことを踏まえ、変なところがあれば教えてください。アドバイスなども待っています(採用するかはわからないけど)
- メタな考察です。
- 私は森ミス大好きです。
*1:なので、こうやって意味もなく脚注とかを使ってみるぞ
*2:ルビはこうやって振るのね、なるほど!
*3:
うーん、御法度でごはっとって読むのすごいですね。
ごハット?帽子が5個ってことかいな?
違うよ、それなら、five hats。ごはっとは、シャーロック・ホームズが被っているやつ
それ、ハンティング・キャップでしょ?
それは、手塚治虫じゃあ...。